ダイビングと水中写真トップに戻る

« Googleの更新 Florida Update | メイン | 迷惑メール対策 @Hotmail »

2003年11月28日

ドコモ、FOMAを800MHz帯へ

ZDNet「800MHz帯もFOMAに~FOMA x900i の次」:

2004年度前半に予定しているのが、800MHz帯を使ったFOMAの展開だ。FOMAはこれまで2GHz帯を利用しており、現在ドコモが50xシリーズ2xxシリーズで利用しているのが800Mz帯。今後、地方を中心に800MHz帯をPDCからFOMAに切り替え、基地局ひとつで広範なエリアをカバーする。2GHz帯は都市部の密度向上を主眼としていく。

tarosite.net(TM): 800MHz帯もFOMAに

25日のニュースです。NTTドコモはFOMAサービスに本腰を入れるサインが出てきています。今までFOMAはエリアが狭かったり、穴が多かったり(エリア内だが発着信できない)、通話が切れやすかったりという問題を抱えていたのですが、これらを解決していくという内容になっています。私なりに簡単にまとめておきますね。

  1. [2004年夏]非接触型のICカード機能の搭載。これにより、JR東日本のSuicaなどの機能を携帯電話に取り込むことができます。
  2. [2004年度前半]800MHz帯でFOMAを展開。FOMAは現在2GHz帯でのサービスとなっていますが、周波数が高いためさまざまな課題を抱えていました。主に地方で800MHz帯を利用することにより、より少ない基地局で広いエリアを穴が少なくカバーでき、かつ車での移動中も通話が切れにくくなります。ただ都市部では2GHzのままで、あまり改善しない可能性も残されています。
  3. [2004年度前半]800M/2GデュアルのFOMA端末、およびFOMA/GSMのデュアル端末発売。前者は800MHzを展開する際に必要となるわけですが、後者は海外での携帯電話利用者の増加に伴う方針変更ということになるのでしょう。後者の携帯電話なら、国内でも海外でもそのまま同じ電話機で同じ電話番号で発着信ができるようになります(ボーダフォン グローバル スタンダードで実現済み)。歓迎ですね。
  4. [2004年度末]コアネットワークのIP化。ちょっと分かりにくいですが、現在FOMAは基地局で電話機からの電波を受けて、その後ATM網と呼ばれるネットワークで電話やデータ通信を運んでいます。ATM網の代わりにインターネットで使用されているIP技術を使うことになり、コストが約1/10に下がるそう。この変更は必要に迫られてやっているようで、auのCDMA 1X WINなどはすでにIP網を使用しています。
  5. [2005年前半]HSPDA導入。下り平均2-3Mbps、最高で14Mbps。CDMA1X (EV-DO)も似たような方式。要するにデータ通信を音声通信とは違う、データ専用の高効率な仕組みに変えて、高速化および低コスト化をはかるという内容です。

このように見てみると、一時的にネットワークのビジネスモデル的にも技術的にもリーダーシップをau by KDDIに奪われてしまったNTTドコモが、問題の根本にメスを入れて次のステップにつなげようとする姿勢が伺えます。来年は目が離せませんね。
(Japanese Only)

投稿者 hiroshiy : 2003年11月28日 01:26

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yasukawa.com/mt2/mt-tb.cgi/112

コメント

コメントしてください




保存しますか?