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2005年01月26日

Motorola A1000 国際ローミング

※このレビューは、海外携帯電話のジャパンテレコム新宿店のご協力によりお送りいたします。

a1000.jpg この記事ではMotorola A1000の海外(国際ローミング)での使用感と、前回のレビューではカバーできなかった音楽再生機能についてレポートしたいと思います。

前回もご紹介したようにレビュー用の端末は香港版のSIMフリーのA1000で、これにNTTドコモのFOMAおよびボーダフォン3GのSIMを挿入して動作確認してみました。SIMフリーとは、どの携帯電話会社の契約でも利用できる、という意味で、一般的にSIMフリーの携帯はSIMフリーでない携帯(SIMロックされている、と一般的に呼ばれています)より高額で売られています。またSIMフリーであっても販売している携帯電話会社との長期契約を前提に安価で入手することもできるようです。

今回行った海外はフランス領ポリネシア(タヒチ)です。オペレータはViniのみで、MMS(画像付きショートメール)やGPRS(パケット通信)も提供されています。フランス領ポリネシアは日本(東京)から8,800km離れた南太平洋にあり、ほぼ西ヨーロッパ全域に相当する400万平方キロという途方もない場所にあるわけですが、そこはさすがフランス領、生活インフラにはほとんど不安はありませんし、携帯電話サービスもほぼ先進国レベルと言って差し支えありません。実は物価も先進国レベルですが。。。残念ながらViniのMMS/GPRSのサービスはポストペイド(通話料後払いの契約)の顧客にしか提供されておらず、旅行者が手軽に購入できるプリペイドVini Cardでは使えません。従ってあえてプリペイドSIMを購入せず、FOMA・ボーダフォン3G・米国のT-Mobileポストペイド・英国のO2ポストペイドの四種類を国際ローミングで使用しました。もちろんどのSIMでも問題なく発着信およびSMSが可能でしたよ。実はホテルの部屋に電源を入れた状態で置いておいたのですが、メイドさんにいろいろと弄られて2-3ヶ所に発信されてしまいました(笑)。海外に行かれる際には現地の人には相当に高価なものですので、貴重品と同様な扱いとしたほうがよさそうです。

【国際ローミング】
a1000-roaming.jpga1000-docomo.jpg左の画面は現地でキャプチャした待ち受け画面です。画面下にアイコンがいろいろと並んでいますが、左から時刻、ソフトウェアキーボードのランチャー、音量(サイレントモード)、Bluetooth(白色はON)、GPS(白色はスタンバイ中)、ネットワーク、電波の強さ、電池の残量の表示となります。前回の記事ではネットワークのアイコンは緑色のバーが三つ出ていましたが、この画像ではオレンジ色が一つ。緑色はホームネットワーク(SIM契約している携帯電話会社の電波を掴んでいる)を意味し、オレンジ色はローミング中のネットワークに接続していることを意味します。またバーの数はネットワークのサービスを意味し、下のバーが音声/SMS、左上のバーがGPRS、右上のバーがテレビ電話可能なサービスとなります。

a1000-nogprs.jpgネットワークアイコンをタップするとステータス表示がポップアップします。roaming、NTT DoCoMo、F-VINI(オペレータの名前)、High(電波強度)などが表示されています。また一番下でHandset onが選択されていますが、Aeroplane modeを選択すると携帯電話の無線部分がOFFとなり、航空機の中でも離着陸時を除いてPDAとして電源を入れて使用することができるようになります。このAeroplane modeは海外のスマートフォンでは比較的標準的に搭載されてきています(NOKIA 6630にも「オフラインモード」があります)が、認知度は今一つ。実際に使う際にはフライトアテンダントの方に注意されることほぼ間違いなしでしょう。

内蔵のフルブラウザ(Opera)を起動してみると、やはり"You are currently out of coverage where this service is not available."(=サービス圏外なので利用できません)が表示されてしまいました。パケットデータ通信のローミングは大変なのでしょうが、ちょっとしたメールなどにとても便利なのでぜひもっと多くのオペレータと実現してもらいたいものですね。

【音楽再生機能】
a1000-desktop-suite.jpgなんだかシンプルすぎるデザインのMotorola Desktop Suiteを起動して[File Browser]を起動すると、携帯電話の中身がWindowsのエクスプローラで見られるようになります。マニュアルにはどうやって音楽をCDから携帯電話にコピーすればいいかどうか書いてないのですが、要するに普通に携帯電話のフォルダを開いてコピーすればいいのですね。

a1000-file_browser.jpg右側の画面がPC側でA1000の内部のメモリを表示させた状態です。Nokia PC Suiteだとファイルのツリー表示までできて見やすいのですが、Motorola Desktop Suiteではツリー表示はできないようです。SymbianにもWindowsと同様にドライブがあり、Cドライブが携帯電話内部のメモリ、D以降がTransFlashなどの外部メモリ、ZドライブがROM(ここに携帯電話そのものを制御するソフトが入ります)となっています。ウィンドウのタイトルバーにしかパスが表示されておらず、深い階層になると自分がどこにいるのか分かりにくいです。画像やMP3ファイルなどは基本的にc:\documents\media files\以下のフォルダに入れればよいようです。

a1000-mp3.jpga1000-3ga-menu.jpgさて実際にMP3ファイルを再生します。まずCDからMP3ファイルを作成するには、iTunesなどの無料ソフトを使用します。iTunesの場合、[編集]-[設定]-[インポート]タブ-[インポート方法]で[MP3 エンコーダ]を選択すればMP3ファイルを作成することができます。これを先ほどのFile Browser経由でA1000にコピーし、A1000のランチャーで[Music]をタップすると左のような画面になります。この例で二曲表示されていますが、実は一曲目はMP3(拡張子.mp3)で、二曲目は3GPP2(拡張子.3ga)フォーマットです。異なるアイコンが表示されていますね。3GPP2はiTunesではAACとなりますが、702NKでは拡張子.3g2にすれば再生できたところを、A1000では拡張子.3gaとしなければならないところが違うところです。このミュージックプレーヤーの機能は極めて少なく、プレイリスト・リピート・シャッフルくらいのものです。MP3の再生音はBluetoothヘッドセットでも聞くことができます。

a1000-playlist.jpg携帯に入っている曲の再生順番を決めるプレイリスト機能は柔軟にできており、特に事前に何もしなくても、右の画面のように携帯に入っている曲を自動的にプレイリストとして作成してくれます。自分でいちいちリストを作らなくてもいいので面倒がなく、よくできていると思います。

MP3再生音質についてですが、A1000のステレオスピーカーは本体左右にあり、びっくりするぐらい大きな音量で音楽を聴くことができます。低音から高音まで携帯電話のスピーカーとしては最高クラスのもので、このまま大音量で再生し続けると消費電力もばかにならなさそう。日本ではあまり必要性を感じませんが、海外だとBluetoothヘッドセット(リンク先はHS-4Wのレビューです)を使用せずにクルマの中でハンズフリー使用することも多く、A1000はそういった使い方に十分耐えるように設計されているのだと思います。

二回に分けてお届けしたモトローラA1000のレビューですが、総評として新し物好きの方には買いだと思います。時間が解決すると思いますが、ソフトウェア全体の安定性やSymbian UIQ対応のアプリケーションが増えればさらに魅力が高まるでしょう。残念なことにハード面では日本人の手に余るサイズと重量、ピン数が多いコネクタ、ソフト面では着信音・メール着信音・アラーム音・警告音などの調整が個別にできなかったり、Motorola Desktop Suiteの使いにくさなどが目立ちます。完全PDAタイプのA1000(208x320)に加えてキーパッド付きストレートタイプE1000(240x320)もありますので、「気に入ってるんだけどテンキーが欲しい」と思っている方はE1000も候補に入ると思います。。

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(Japanese Only)

投稿者 hiroshiy : 2005年01月26日 20:51

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