ダイビングと水中写真トップに戻る

« Nokia N80でMopera U | メイン | HTC TyTN 日本語化 (HTC Hermes) »

2006年08月20日

hTc Z ならぬ HTC TyTNレビュー

HTC TyTNレビュー7月31日にNTTドコモよりhTc Zが発売になりました。企業向けなのであまり一般には出回っていないのですが、なんだかとても気になったので、hTc Zの元のモデルとなったHTC TyTN(英語版; 日本語化はこちらを参照)をいつものExpansysより輸入しました。最近ノキアN80W-ZERO3 [es]/WS007SHなど立て続けにスマートフォンが発売になり、チェックするにもお金のかかるこのごろです。ちなみにHTCは台湾の企業で、High Tech Computerの略なんですね。とても技術力が高く、マイクロソフトのPocket PCやスマートフォンの開発用の基盤などを供給していることでも有名です。できれば日本企業がこういうスマートフォンの市場に参入してくれると面白くなると思うのですが。。

さてHTC TyTN(タイタンと読みます; コードネームはHermes=エルメス)はPocket PC Phone Editionを搭載したQVGAのPocket PCで、その名のとおり携帯電話機能があります。日本国内ではNTTドコモおよびボーダフォンのネットワークで通話が可能で、NTTドコモにロックされているHTC Zと異なり、HTC TyTNはSIMフリーですのでFOMAカードやボーダフォンの赤いカードがそのまま使えます。そのまま海外に持ち出しても使えますし、現地の携帯電話会社のSIMカードを入手すれば、その国の携帯電話番号で利用することができます。HTCはi-mate JASJARやドコモのhTc Zをはじめとして今まで他社のためにデバイスをOEM供給してきましたが、TyTNはHTCブランド。今後、ノキアやソニーエリクソンのように、自社ブランドを目指す方向のようです。

hTc ZやHTC TyTNの写真などは他のサイトを見ていただくとして、HTC TyTNを使ってみて感じたことをレビューしてみたいと思います。なお私はNTTドコモのFOMAカードを、パケットパック60で使用しています。ドコモにしろボーダフォンにしろ、HTC TyTNでのデータ通信はすべて定額対象になりませんので、契約には十分気をつける必要があると思います。

まずはデバイスの重さや持った感じですが、やはり176gというだけあって、かなりずっしりと感じます。横幅も58mmありますので携帯電話だとすると相当大きく感じると思います。電話する場合は液晶画面を顔につけて通話することになりますので、どうしても液晶が汚れてしまいます。ある程度は我慢するしかないでしょう。この液晶はClearTypeに対応していますので、[Start]-[Settings]-[System]タブ-[Screen]-[ClearType]タブ-[Enable ClearType]をチェックすると、びっくりするくらいフォントが読みやすくなります。
液晶下部についている十字カーソルの両側には、4つのキーがあります。上側はソフトキーとなっていて、下側は左がWindowsキー、右側がOKキーに割り当てられています。さらに本体上部にはメールキーとブラウザキーがありますし、左横には押し込み可能なジョグダイヤルがあります。電源ボタンは右横ですが、その隣に[Comm Manager]を起動するボタンがあり、これで無線LANをON/OFF簡単に切り替えることができます。使い込むとこれはかなり重宝します。本体下部にはストラップ穴、赤外線、電池蓋を取り外すスライド、USB兼充電コネクタ、伸び縮みスタイラスがあります。PCとUSBケーブルで接続するだけで充電してくれますので、バッテリーが少なくなってもちょっと安心?

電話としては使い勝手はまあまあです。受話音量は結構大きいほうですし、スピーカーフォン機能もありますので急な電話会議にも万全です。さらに、手が空いている場合はハンズフリーで電話しながらメモを取ることができ、メモは連絡先(Contacts)に自動的に関連付けられます。ただ、Contactsのアプリケーションが日本語化されていませんので、電話帳を参照するにはキーボードを閉じた状態ではスタイラスでSIP(ソフトウェアキーボード)をつついて読みを入力するか、キーボードを開いて読みを入力して検索する必要があります。頭の1-2文字だけ入れれば自動的に絞り込んでくれますので操作自体は簡単ですが、片手で電話することはできません。

メールはWindows MobileでおなじみOutlookです。携帯電話会社のメールアドレスは使用できません。メールサーバーがMicrosoft Exchange 2003 Serverの場合は、メールをPCを介さず直接サーバーと同期できますので、ほぼリアルタイムに会社のメールを確認することができます。このリアルタイム同期を行うには、[Start]-[Programs]-[ActiveSync]-[Menu]-[Schedule]-[Sync during]で、ピークタイムとオフピークタイムの同期頻度を、[As items arrive]に設定すればOKです。数日これで運用してみた経験で言うと、As items arriveの場合はGPRS接続をつなぎっぱなしにしているようですので、バッテリーはそれほど長く持ちません。朝からバンバンメールが届くようなケースでは、HTC TyTNを途中で充電しないと、夕方までは電池が持たないかも知れません。

ブラウザはInternet Explorerです。携帯電話会社の公式サイトや、多くの携帯専用サイトは見ることができませんが、通常のPCサイトはそれなりに見ることのできるフルブラウザです。処理速度が結構速く、あっという間に1MB(パケットパック60で164円)くらい受信してしまいますので、注意して使う必要があると思います。

最後にHTC TyTN、Nokia N80、W-ZERO3[es]の簡単な比較をしてみました。

[PR]HTC TyTN(hTc Z)でBluetooth接続するならプラネックスのBT-01UDEがおすすめ。アマゾン | 楽天 | サクセスで買う
[PR]日本未発売のHTC TyTNをeBayでチェック
↓↓↓HTC TyTN、Nokia N80、W-ZERO3[es]の比較はこちら↓↓↓
(Japanese Only)
モデル HTC TyTN Nokia N80 W-ZERO3[es]
サイズ 112.5mm x 58mm x 21.95mm, 176g 95.4mm x 50mm x 26mm, 134g 135mm x 56mm x 21mm、175g
OS Windows Mobile 5.0 for Pocket PC Phone Edition S60 3rd Edition Windows Mobile 5.0 for Pocket PC
ネットワーク EDGE/GSM 850/900/1800/1900 + HSDPA/WCDMA 2100MHz(ヨーロッパ版) EDGE/GSM 850/900/1800/1900 + WCDMA 1900/2100MHz PHS 4x/2xパケット方式
メモリー 内蔵64MB, microSD 内蔵40MB, miniSD 内蔵64MB, miniSD
バッテリー 専用 1350mAh BL-5B 860mAh EA-BL13 1500mAh
連続通話時間 WCDMA時2-4時間 / GSM時4-5時間 GSM時3時間 (WCDMA時非公開) 7時間
待ち受け時間 WCDMA時180-250時間 / GSM時200時間 GSM時8日 (WCDMA時非公開) 500時間
液晶画面 2.8インチQVGA (320x240), 6万色 2.1インチ (352x288), 26万色 2.8インチVGA (640x480)
その他機能 Bluetooth, 802.11b/g 無線LAN Bluetooth, 802.11g 無線LAN なし
カメラ機能 2メガピクセル (1600x1200), 8倍デジタルズーム+マクロ, MPEG4 CIFビデオキャプチャー (352x288) 3メガピクセル (2048x1536), 20倍デジタルズーム, CIFビデオキャプチャー (30コマ/秒 352x288) 1.3メガピクセル (1280x1024), マクロ, WMV QVGAキャプチャー (320x240)

投稿者 hiroshiy : 2006年08月20日 20:43

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.yasukawa.com/mt2/mt-tb.cgi/293

このリストは、次のエントリーを参照しています: hTc Z ならぬ HTC TyTNレビュー:

» [hTCz] from 伊藤浩一のW-ZERO3応援団(esも応援中)
★hTC zユーザーの方が何人かいらっしゃるようです。 もんたの日記 Stock Deja Vu masabooオタクな部分の日記 ★moperaUを使うと、... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年09月06日 12:43

コメント

投稿者 pjo [TypeKey Profile Page] : 2006年09月03日 12:20

いつもたいへんおもしろく読ませていただいております。
小生もTyTNを購入しようと思うのですが
http://www.expansys.com/other.asp?man=HTC
に、複数のTyTNがありますね。日本で使うにはどれを購入したらよいか、教えていただきたいのですが。

投稿者 hiroshiy [TypeKey Profile Page] : 2006年09月03日 15:24

pjoさん、こんにちは。ご指摘のページにあるTyTNですが、O2と書いてあるものはすべて日本と同じ、契約付きの端末です。O2(英国ブリティッシュ・テレコムの子会社)を年間契約すると端末がいくら安くなります、、という条件になりますし、日本在住ですとO2の契約はできないと思います。HTC TyTN Pocket PC Phone (English, QWERTY)はこのサイトでは一種類しか販売していません。MTeoRはWindows Mobile for SmartphoneのOSを搭載した折りたたみ型端末で、まだ日本語化の実績がないように思います。

コメントしてください




保存しますか?