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2007年05月26日

A8N-VM CSMにVistaをインストールする

a8n-vm_csm_2d_half.jpg2006年3月にドイツから輸入した静音パソコン、Hush ATXには、A8N-VM CSMというマザーボード(パソコンの心臓部、写真)が入っています。製造元のASUSではなんと、このA8N-VM CSMではWindows Vistaをサポートしないというのです。まだPCを購入してからわずか1年とちょっと、さすがにWindows Vistaも使いたいです。また、せっかく静音パソコンということで完全なファンレスPCを購入したのですが、最初はほとんど気にならなかったハードディスクのアクセス音が気になりだしてしまいました。このハードディスクのアクセス音は、そんなに大きくはないのですが、ファンの音が全くしないので、いくら静音ケースに入っているとはいえ気になりだしたのです。

そんなある日、いつものようにPCに目をやると、画面が固まっています。ハードディスクでエラーが発生しているようで、何度か再起動しているうちに突然死してしまいました。。そこで今回は、ハードディスクを交換するついでに、Windows VistaをA8N-VM CSMで動かしてみようということになったのです。ハードディスクは静音性に最も優れる、HGST/日立グローバルストレージテクノロジーズ T7K500 HDT725050VLA360(500GB)としました。交換は簡単で、Hush専用の特殊なオープナーでアルミの分厚い天板を開け、HDDの静音ケースを開けて静音シートを外すと、、なんとオイル漏れです。オイルを綺麗に拭いてHDT725050VLA360を静音シートで挟み、静音ケースをねじ止めしてケーブル接続して完了です。

次は早速Windows Vista Ultimateをインストールしましたが、A8N-VM CSMにVistaをインストールしようと考えている方に少しでも参考になればと思い、自分用のメモとしてインストール時に行ったことを書いておきました。
  1. インストール中にユーザーIDとパスワードを入力するところからは、Bluetoothキーボードが使えないため、USB有線キーボードが必要です。
  2. [コントロールパネル]-[ハードウェアとサウンド]-[Bluetooth使用可能デバイスのセットアップ]で、Bluetoothキーボードとマウスを接続します。
  3. Adobe Readerをインストールします。
  4. CrystalCPUIDをダウンロードし、d:\Program Files\CrystalCPUIDにコピーします。
  5. AMDのサイトからAMD Athlon 64 Processor Power and Thermal Data Sheetをダウンロードし、クロックと電圧の関係を確認します。私の場合はSocket 939のAthlon 64 X2 4800+なので、Max P-State(最大パワー)でVID1.300V @ 2400MHz(200MHz x 12)、Min P-State(最小パワー)でVID1.100V @ 1000MHz(200MHz x 5)となります。CrystalCPUIDでは中間の状態を定義できるので、私はIntermediate P-State #2でVID1.250V @ 2000MHz(200MHz x 10)としました。
  6. CrystalCPUIDの設定は、[File]-[Multipler Management Setting]で[Enable Voltage]をクリックし、各項目の値を以下の表のように設定しました。ASUSのマザーボードは設定値より0.05V高めの電圧が出るそうなので、このVID値より0.05V下げてもいいらしいのですが、私の場合はここから0.05V下げるとブルースクリーン連発で安定しませんでしたので、データシートの指示通りに設定しています。
    Multiplier (FID)Voltage (VID)Interval TimeUp ThresholdDown Threshold
    Maximum12.0x1.300V5000ms60%
    Middle10.0x1.200V500ms70%30%
    Minimum5.0x1.100V500ms40%
  7. あと、[Switch Trigger]をAverageに、Upを[Min->Mid->Max]と三段階に設定します。これは、World Community Gridのようにアイドル時に余ったCPUパワーを利用して処理をしている場合に、1コアだけ設定が終わったら、[Function]-[Multiplier Management]にチェックを入れ、CrystalCPUIDによる電源管理をONにします。
  8. [Function]-[AMD K6/K7/K8/LX Multiplier]-[Create Shortcut on Desktop]でデスクトップにCrystalCPUIDを起動するショートカットが作成されるので、右クリックして[プロパティ]-[ショートカット]タブ-[リンク先]でリンク先を以下のように変更し、[互換性]タブで[管理者としてこのプログラムを実行する]にチェックを入れておきます。
    "D:\Program Files\CrystalCPUID\CrystalCPUID.exe" /CQ /HIDE /RESI
最後に、このままではオンボードのサウンドがアナログしかサポートされないため、S/PDIF端子経由でデジタル出力できるよう、AD1986A用のWindows Vistaドライバをダウンロードし、セットアップします。これは見つけるのに苦労しました。。[コントロールパネル]-[ハードウェアとサウンド]-[オーディオデバイスの管理]-[再生]タブでSPDIFを既定値に設定し、[デジタル出力デバイス (SPDIF)]のプロパティで[サポートされている形式]タブのところで、[DTS Audio][Dolby Digital][Microsoft WMA Pro Audio]を一つ一つテストして、ちゃんとピンクノイズ(ザーと連続的に聞こえます)が聞こえるエンコード形式のみにチェックを入れます。私の場合は[DTS Audio]しか使えませんでした。

以上、ちょっとA8N-VM CSMにWindows Vista Ultimateを入れようと思っただけなのに、HDDも壊れてしまったため、半日を費やしてHDD交換とVistaインストールをする羽目になってしまいました。まあ久しぶりにクリーンインストールできたので、逆によかったかも知れませんね。
(Japanese Only)

投稿者 hiroshiy : 2007年05月26日 02:54

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